北上大です。
非常識に見えるかもしれませんので、反論が多いことを予想しつつ、皆さんの意見をお聞きしたいと思いまして、このトピックを立ち上げます。
実技試験は、受験生が一斉に問題用紙の資料部分をビリビリする音から始まるのが普通です。
このビリビリは必要でしょうか。
わたしは8回受検して、6回目までは皆さんと同じように資料部分をビリビリしていました。
しかし7回目と8回目の受験では、ビリビリをしませんでした。
その必要性をあまり感じなくなったことと、逆に弊害を感じたからです。
ただし、皆さんとは逆に、問題文のページ(3ページほど)を切り取ります。
弊害とは?
(1)時間の無駄
およそ10枚の紙をきれいに破るのに、よく分からないけど1分くらいはかかっているでしょうか。
大した時間ではないかもしれませんが、時間勝負の実技試験では秒単位だって節約したいです。
(2)混乱しない
ビりビリして資料をバラバラにすると、比較したい図表を並べるにのには便利ですが、問題が変わって、例えば『図7下』を探すのに、「どれだっけ?」と何枚もめくり返して、無駄な時間を取られることが多いのです。
人によっては、用紙を少し斜めにずらしてクリップ止めしたり、予めインデックス文字を書き込んだりと工夫しています。
ビリビリしなければ最初から順番に並んでいるのですから、こんな苦労は必要なくなります。
(3)資料を机から落とす
10枚もの用紙を机の上に広げて、図6と図8と図10となどといじっていると、別の用紙が肘にあたったりして、床に落としてしまうことがあります。
こうなったら試験官に依頼して拾ってもらうのですが、これこそ時間の無駄です。
ビリビリしないと解けないか?
わたしが、ビリビリをしなくなったのは、書籍の過去問を解いているときです。
自分で購入した本だから、ページを切り離してもかまわないのですが、書籍になっているものを切るのは、ちょっとした罪悪感があります。
しかも、東京堂出版の『模範解答と解析』は両面印刷なので、切り離しても所詮オモテウラのページを並べることは出来ません。
そこで、資料ページを閉じたままで何度も模擬試験をしました。
そんな状況で問題を解いていると、図表を並べることがそれほど重要なことなのだろうかと思えて来たのです。
その後、書籍だけではなく、自分でプリントした過去問も資料ページを閉じたままで模擬試験をしました。
特に問題なく解くことが出来ました。
デバイダをうまく使うことが秘訣かもしれませんが、人によっては「トレーシングペーパー」の活用でしのげるかもしれません。
多少の慣れが必要かもしれませんが、わたしはビリビリしない方をおすすめしたいです。
そのためには、日頃の過去問学習のときに、資料を順番に閉じたままにして練習することです。
ただし、前述したように、問題文のページは切り取ってしまいます。
多少なりとも同意できそうな方は、一度試してみてください。
あなたの合格への導きになるかもしれません。
試してみても、やっぱり受け入れがたいという人にはおすすめしません。
性格によって、向き不向きがありそうです。
いずれにしても、北上大のせいで落ちてしまったという苦情は受け付けませんので、効能をしっかり見極めた上で、自己判断で取り組んでください。
一人でも多くの合格者が出ることを希望しています。
ビール隊長ゲスト
こんにちは。
初回受験で合格しました。
こちらのサイトはあまり見にくることがなかったのですが、「試験の最初に問題用紙をビリビリと切り取る人が多い」「受験票をセロテープで貼ると良い」の2点はとても参考になりました。
独学を中心にしていて気象業界はとても閉鎖的だという印象を持ちました。受験生が入手困難な資料が出題されるし、気象庁に質問しても回答なしということも経験しました。
参考書ももっと大学受験参考書や他の資格試験の参考書のような、効率的な学習を手助けしてくれるものが出ると良いですね。
本サイトを活用している方が早く合格され、さらなる高みを目指されるようお祈りしています。
古久根 敦ゲスト
こんばんは,古久根です.
実技対策については,その人の事前の知識などもありますので,一概にこれがベストという勉強方法はないと思いますが,過去問回数と時間について私の場合です.あまり参考にならないと思いますが(^0^;)
過去問:
・過去10年分=試験20回×実技1と2=40問
・これ以外に模試試験・参考書の問題・通信添削課題などで40問ほど
これらを3回繰り返しました.1回目は時間無視で解き,解答に納得いくまで理解する.2回目は時間測定.3回目は知識や出題の趣旨の確認など.ただし,ある程度過去問が解けるようになった段階で過去問5年分については,1回目から時間測定しました.
時間:
・ある程度過去問が解けるようになってから時間測定しました.
・最初は90分でも解けない感じでした.
・それから目標を90分,80分,75分,70分,65分,60分とストレッチしていきました.
・実際の試験会場では,最初の恒例の問題用紙ビリビリなどの時間がありますので,75分で設定せず,70分で解く試験なのだと最初から言い聞かせました.
・時間測定し,目標に届かない場合,「なぜ届かなかったのか?」「原因はどこなのか?」「何に時間がかかっているのか?」を徹底的に自分で分析し,知識がないからなら理解を強化する,作図に窮するならば早くできるコツを考える,問題主旨に絡むのならばそれを十分に意識できるまで過去問を深める,最終的に道具の使い方までにも時間がかかる原因があるのでそれらも徹底的に解決していきました.
・最終的に60分で解けるようになりました.
・実際に私が受けた第43回実技において本番の試験会場では65分で回答完了し10分の見直しを得られました.こういう奴もいます(^0^;) 絶対見直しを得られないというのは当てはまらないかも.人ややり方によりますね(^0^;)
・本番の試験会場で発生するであろうリスク(例えば道具を落とす,焦ってしまい問題用紙をうまくめくれないなど)にも対策をしていました.例えば,焦ることで紙がめくれないについては,問題図をクリップで留めるのですが,ただ止めるのではなく,紙の紙幣を数えるときのように1枚1枚に少しずつの段差がつくようにぺらぺらさせ,その後クリップしました.すると焦っていてもめくりやすくなります.
・こうして,とにかく時間目標のストレッチ・原因分析・対策の徹底を繰り返し,本番でも65分で回答完了,10分見直しにつながったわけです.
これらをすべての人がやれるとは到底思えませんが,少なくとも試験当日の状況も踏まえ,最低でも70分で解答完了できることを目標にして訓練していくのがいいのではというのが私の考えです.まださん③のおっしゃるとおりで,時間への意識も大切に!(^.^) ファイトp(^^)q
yemeniゲスト
みなさん、おつかれさまでした!
今回の試験で感じたことは色々ありますが、
法規やっぱ完璧じゃなかったなーという後悔が一番残ってしまいました。気象、予報、警報の下りが全部あってるように見えてしまったので、条文を読み返すことは大事ということがわかりました。
他には教室が意外に寒くてお腹を壊したとか、セロテープを忘れて受験票を落とすだとか、実技の図の切り取りをまとめてやろうとしてビリビリにするとか色々ありましたが、次回に活かしていきたいですね、、、
最後に、学科はマークシートということを知らなかったので次からは鉛筆を持っていこうと思っています。