北上大

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  • 返信先: 文具 #4200
    北上大
    キーマスター

    上林さん、おはようございます。

    文具については、一つの記事にまとめようと思っていますが、
    わたしの経験談を思いつくまま書き出してみますね。

    1、トレーシングペーパーの使い方
      第45回実技1問1(3)の解説に一例を示しています。
     この問題では、雲域Aの位置を正しく把握しないと、
     間違った答えを誘導してしまいます。
     トレーシングペーパー活用が最も必要な事例の一つです。

    2、デバイダの使い方
      ある程度慣れが必要な文具ですが、活用幅が広いです。
     例えば
      1)台風の中心位置や前線位置の写し取り
      2)斜めの距離を経線で測定する(低気圧の移動距離など)
      3)目分量目盛りの読み取り(SSIの作図など)
     わたしは、トレーシングペーパーよりも
     デバイダを活用する派なので、これがないと困ります。

    3、消しゴムは「まとまるタイプ」がおすすめ
     実技試験では、特に文章題において、書き直しが頻繁にあります。
     時間との勝負ですから、消しゴムの性能は侮れません。
     最近の消しゴムの進歩には驚かされます。
      おすすめしたい消しゴムは、例えば次の2つです。
    1)KOKUYO RESARE PREMIUM TYPE
    2)Pentel Ain まとまるタイプ 

     ダイソーの消しゴム「激落ちくん」を使っている間は
     落ち続けました(笑)
     消しゴムを変えて、救われたようなものです。

    4、シャープペンは0.7ミリ2Bが良い
     問題用紙には、HBの指定があるので、厳密に解釈すると
     違反かもしれません。
     しかし、消し易さの観点では、HBよりも2Bのほうが圧倒的に有利です。

     また、一般的な0.5mm芯よりも、少し太い0.7mmのほうが
     筆圧が軽く書けるので消し易さの点で有利です。

     0.9mm芯まで太くすると、画数が多い漢字を解答用紙のマス目に
     書くのが困難になるのでおすすめしません。

     芯が回転する、クルトガの0.7mmが新たに開発されたので、
     これを使いました。

    5、セロテープの切れ端
     セロテープの2cm程度の切れ端を、数枚ものさしにでも貼って
     試験会場に持参します。
     このテープで、受験票が動かないように固定するのです。

     これは、圧倒的な威力を発揮します。
     狭い試験会場の机の上で、図を何枚も動かしていると
     机の端の受験票に当たって床に落とすことがあります。

     わたしも過去に落としてしまって、試験官を呼んで
     拾ってもらいました。
     周囲でも、何人も目撃しています。
     長椅子の中央の席だったら最悪です。

     一度、受験票を落とした経験をすると、
     落とさないように配慮するようになり、
     神経質になって余計な時間を取られてしまいます。

     さらに、ゲン担ぎですが、受験票が落ちると
     「また落ちた」を連想させて、精神的によくありません(笑)

     そんな悩みを、小さなセロテープの切れ端が
     見事に解決してくれます。

    6、定規は禁止
     机の上に出して良い物が、以前は「定規」でしたが
     現在は「ものさし」に改定されています。

     主として、「分度器」をターゲットにした改訂のようで、
     分度器は確実に下ろされます。

     三角定規は、試験会場によっては問題にされたケースもあり、
     受験者の要求で認められたケースもあります。

     規則が「ものさし」に変わったのですから、
     三角定規は禁止だと認識しておきましょう。

    7、「ものさし」は不透明なものを
     天気図上の細かい長さを測る時に、透明なものさしでは見づらいことがあります。
     2種類持参しても構いませんが、
     不透明なものさしを必ず用意しておきましょう。

    8、ルーペは必需品
     老眼鏡が必要な年齢の方は、言わずもがなですが、
     若い人でも、いざというときにルーペがあったほうが良いと思いますよ。
     百均で売っている安物の虫メガネで十分です。

     老眼で辛い人には、メガネ型の「ハズキルーペ」をおすすめします。
     ちょっと価格は張りますが、両手が使えるので、威力を発揮します。

    9、マーカーペン
     わたしは色鉛筆は使用しませんが、マーカーペンを3色使います。
     主な用途は、込み入った等相当温位線の読み取りがメインです。

     345Kとか330Kなどの基準になる線を機械的に追いかけて
     マークしておくと、相当温位の配置がしっかりと見えてきます。

     例えば第45回実技1問1(4)の解説などがその例です。

    他にもあるかもしれませんが、今思いつくのはこんなところです。

    返信先: 熊本地震 #4176
    北上大
    キーマスター

    東日本大震災の時には、個人ボランティアで福島県に行って
    室内に侵入した津波の汚泥さらいをしてきました。

    今回の熊本は遠いので、行けません。

    遠方からできる支援は、募金になりますね。

    現金による募金も大いに結構ですが、
    各種ポイントによる募金は敷居が低いのではないでしょうか。

    楽天が、楽天スーパーポイントでの募金を
    受け付けているので、
    わたしはこれを利用して募金をしました。

    他にも、Tポイントでも募金を受け付けています。

    一人では僅かな金額ですが、全国の人が動けば
    大きなうねりになると信じて。

    返信先: 平成27年度予報技術研修テキスト #3993
    北上大
    キーマスター

    KapokXさん、ご紹介ありがとうございます。

    すごい資料ですね。
    レベルが高すぎて、相当腰を据えてかからないと理解できそうもありません。

    プロは、こういうことを研究しているんですね。

    返信先: 実技過去問の勉強法 #3964
    北上大
    キーマスター

    kapokXさん、こんばんは。

    実技試験のポイントは何と言っても文章題です。
    何度も同じ問題をやっていると確かに覚えてしまいます。

    覚えて良いと思いますよ。

    ただし、単純な丸暗記では何の役にも立ちません。
    答えを覚えることよりも、なぜこの問題が出されたのか
    その背景に気が付くことが大事だと思います。

    要するに、テーマとキーワードですね。

    文章題では、季節によって問題のテーマがあります。

    よく出るのは、例えば台風ですね。

    台風の進路予想、上空の強風軸との関係、通過に伴う風向の変化、上陸の定義、
    上空の暖気核、発達期・最盛期・衰弱期の判断、温帯低気圧化の特徴、
    進行方向左右の風の強弱、大型・超大型の判定、強い・非常に強い・猛烈の判定、
    スパイラルバンド、吸上げ効果と吹き寄せ効果、時計回りの風、台風の位置の定義
    台風の位置の精確さの表現(フェアーとか)

    台風に関しては、ざっとこんなキーワードが思い浮かびます。

    これらの特徴が即時に説明できなければ、台風の問題での合格は望めません。
    結局は基礎知識が必要だということですが。

    例えば、
    今、解説を書いている、「第45回実技1問1(2)」の衛星画像の問題。

    純粋に画像を見て、色の濃さだけを考えていてはダメです。
    わたしはピンぼけで妙な解説を書いてしまいましたが・・・m(_ _)m。

    この画像は、台風が崩れて温帯低気圧に変化しようとする状態を
    説明させる問題だと、ピンとこないといけません。

    このテーマが分かれば、「対称性」を問われた時に、
    最盛期を過ぎたので対称性が崩れて、
    「非対称」になった状態の説明を求めていると判断出来ます。

    同様に、次のようなテーマがあります。
    温帯低気圧
    南岸低気圧
    寒冷低気圧(切離低気圧)
    二つ玉低気圧
    梅雨前線
    西高東低気圧配置
    ポーラーロウ
    日本海低気圧

    それぞれについて、決まったパターンの
    出題項目がありますので、それらを覚えることです。

    これらを覚えるためには、過去問を繰り返して
    その中の要素をピックアップして、身に付けるしかありません。

    さらに、
    気象予報士の実技試験は、理系の資格でありながら
    『国語の試験』だと揶揄されるほど言葉にこだわります。

    独特の言い回しがあるので、これも慣れるしかありません。
    そのためには、多くの過去問の模範解答に触れることです。

    こんな感じで、過去問と模範解答を比較して、
    求められているキーワードを浮き彫りにすれば、
    変化した問題にも対応できるはずです。

    単純に丸暗記では、変化球に対応できません。

    この目的で大いに参考になるのが
    さとちゃんの合格資料の中にある
    「記述問題質問解答比較表 第xx回-xx回」
    です。

    この比較表の価値が理解できるようになれば
    合格に一歩近づいたといえます。

    なんだか、急に偉そうな物言いでごめんなさい。
    第45回実技の解説を書いていたら、急にこのような思いが強くなりまして。

    返信先: 第40回一般 問14(b)罰則の問題 #3781
    北上大
    キーマスター

    (b)予報業務許可事業者に雇われている気象予報士が、その業務の中で、その事業者が許可を得ていない波浪の予報を行ったときには、その気象予報士は罰せられるが、事業者は処罰の対象とはならない。

    この問題文は、2箇所で間違っていると思います。
     ・気象予報士は罰せられない。
     ・事業者は処罰の対象になる。

    該当する条文は、これです。
    第四十六条 次の各号の一に該当する者は、五十万円以下の罰金に処する。
     二 第十七条第一項の規定に違反して許可を受けないで予報業務を行つた者

    「予報業務を行った者」とは、事業者(会社)を指しているもので、気象予報士ではありません。
    他に、気象予報士を罰する条文は見当たらないので、気象予報士は罰せられないと思います。

    ズバリの文献が見当たらないので、わたしの個人的な主観ですから、間違っているかもしれませんので、名言を避けますが、ご参考まで。

    北上大

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