北上大

フォーラムへの返信

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  • 返信先: 第47回専門知識 問13について #6798
    北上大
    キーマスター

    古久根さん、説明ありがとうございます。

    そうなんですか、どちらでも良いというのは、なんか気持ち悪いですね。

    見逃しと空振りを、直感的に認識するために、野球の図を描いてみました。
    見逃し率と空振り率

    これで見逃し率といえば、普通は分母はストライク数(A+B)にしますね。
    くそボールなんか、見逃す対象にしませんから。
    また、空振り率は、スイング回数(A+C)に対しての空振りの比率をみると思います。

    そうすると、気象庁方式の総投球数(A+B+C+D)を分母とする計算が、なんか説得力にかけるような気がします。
    解答の選択肢は変わらないので、どちらでも正解にはなるのですが・・・。

    気象業務センター発行の「問題と正解」では(A+B+C+D)としているのですか。
    持っていないので、急遽取り寄せて確認してみます。

    • この返信は6年、 9ヶ月前に北上大が編集しました。
    返信先: 第47回専門知識 問13について #6795
    北上大
    キーマスター

    yasukunさん、コメントありがとうございます。

    「模範解答」とは何を指しているのですか。

    気象庁のサイトを探しても、『降水ありの見逃し率』と『降水ありの空振り率』の定義が見つからないのでよく分かりません。
    それぞれ、「捕捉率」と「一致率」のウラを指す用語なのでしょうか。
    もう少し調べてみます。

    ほかに、情報をお持ちの方がいらっしゃっいましたら書き込みをお願いします。

    北上大

    返信先: 39回学科専門知識15番について #6532
    北上大
    キーマスター

    問題図を添付します。

    問題には平年図が示されていませんが、平年は、同心円とは言いすぎですがもう少し平滑です。
    平年と比べると等高度線の凹凸が激しいことがわかります。

    日本付近の気圧の谷が深く負偏差になっています。
    ヨーロッパ、北太平洋の気圧の谷も深く、それに呼応して負偏差に域があり、逆に気圧の峰の部分に正偏差域があり、北緯40°付近に沿って全周を見ると正負の偏差が交互に現れています。

    このように気圧の谷と峰が入り組んでいることから、偏西風は平年に比べて蛇行していると判断できます。

    • この返信は7年前に北上大が編集しました。
    Attachments:
    返信先: 受験を諦める #6244
    北上大
    キーマスター

    kiraraさん、こんばんは。

    心中、お察しいたします。
    残念ですが、身体が大事です。
    身体が元気になれば、またチャレンジできますよ。

    Yoshikenさんが書かれたように、気象予報士試験自体は逃げも隠れもしません。

    夏の試験で倍返しだぁ!

    返信先: H24年第1回専門知識(問5)について #6240
    北上大
    キーマスター

    古久根さん、いつも素晴らしい解説をありがとうございます。

    顕熱はイメージしやすいのですが、潜熱はどうにも頭の中がこんがらかります。

    まだまだ、未熟な自分を感じます。

    返信先: H24年第1回専門知識(問5)について #6235
    北上大
    キーマスター

    まささん、再度の書き込み、ありがとうございます。

    なんか、面白くなってきましたね。
    なるほど、ポイントは「熱が奪われにくい」の表現なんですか。
    「冷えにくい」とは言っていないと。

    地表よりも空気の温度が低い場合は、議論の必要はありませんね。
    風が強ければ熱を奪いますから「奪われやすい」ので答えは「誤」です。

    問題は、地表よりも空気の温度が暖かいときにどう判断するか。
    風が強くても弱くても、熱を奪う作用は発生しない・・・
    だから「奪われやすい」と言う表現には合致しないという理屈で、答えは「誤」である。

    なるほど、一理ありますね。
    分かりました。
    そのような解釈もできると思います。

    わかやまさん
    2つの理屈をご紹介しましたが、いずれにしても(a)(b)(c)で選択肢[2]は決まってしまいます。
    今後の出題でもありそうなことですが、自信のある設問でしっかり答えてください。

    ご検討をお祈りします。

    返信先: H24年第1回専門知識(問5)について #6231
    北上大
    キーマスター

    まささん、コメントありがとうございます。

    でも、ちょっと違うと思いますので、再度発言します。

    晴天の夜であれば、風が吹いて空気をかき混ぜたほうが熱が奪われにくく、地面は冷えませんから答えは「正」になります。
    だから(d)は天候にかかわらず「誤」とは言い切れません。

    なぜなら、放射冷却で冷えた地面よりも空気のほうが暖かいからです。
    冷たい地表に、暖かい風を送れば冷えにくいのです。

    次のようなレポートがありますので参考にしてください。
    放射冷却と盆地冷却(近藤純正)
    この中の 『2.4 風が吹くときの冷却は?』 をご覧ください。
    風が吹くときの冷却は
    風が強まることによって、熱が奪われにくい様子が表現されています。

    • この返信は7年、 2ヶ月前に北上大が編集しました。
    • この返信は7年、 2ヶ月前に北上大が編集しました。
    返信先: H24年第1回専門知識(問5)について #6222
    北上大
    キーマスター

    S38kq05
    この問5は、たちの悪いひっかけ問題です。
    と言うのは、
    (d)は「風が強い夜は地面が冷えにくい」と言っているのですが、
    雨が降るか晴天かによって(d)は「正・誤」ともにあり得るのです。

    解答は(d)には関係なく
    (a)「正」、(b)「誤」、(c)「誤」によって、選択肢は[2]に決まってしまいます。

    (d)に惑わされて、(a)(b)(c)の解答を変更したとすれば、出題者のワナにはまった可哀想な獲物になってしまいます。

    一般に、風が弱い夜は放射冷却が強く現れるので、
    「風が弱い夜は地面は冷える」つまり
    「風が強い夜は地面の熱が奪われにくい」と思っていますよね。
    だから(d)は「正」だと。
    実は、それには、『晴天の夜』という前提条件があるのです。

    わかやまさんご自身も書いていますね。
    『放射冷却は、風の弱い晴天の夜に起こりやすいのですよね、、、』って。
    雨の日はどうでしょうか。
    霧が濃い日はどうでしょうか。

    地表面温度を決める因子としては、(a)で解説しているように、放射収支、大気との熱交換(潜熱・顕熱)、地中への熱伝導があります。

    このうちで、風の影響を受けるのは大気との熱交換(潜熱・顕熱)です。
    ここでやっかいな動きをするのが「潜熱」なのです。
    熱を奪う「気化熱」とか、逆に熱を与える「凝結熱」です。

    晴天の夜のように、地表付近および大気中の水分が少なければ、「潜熱」の働きは関係なく、暖かい大気の撹拌がないように「風が弱いほうが地面は冷えます」から「風が強いほうが熱を奪われにくい」ので(d)は「正」になります。

    しかし、大気の水蒸気が飽和しているとか雨が降っているときには、地表付近で凝結するかもしれません。
    すると凝結熱を発して地表を温めます。
    この条件なら、風が弱いほうが地表が冷えにくいので(d)は「誤」なのです。

    この問題では、気象条件を提示していないので、(d)が「正」か「誤」かの判断ができません。
    まったく、たちの悪い問題です。

    ちなみに、(c)の「大気と接する地表面」とは、積雪の表面ですよ。
    雪の下の地面ではないので気をつけてください。

    • この返信は7年、 2ヶ月前に北上大が編集しました。
    • この返信は7年、 2ヶ月前に北上大が編集しました。
    • この返信は7年、 2ヶ月前に北上大が編集しました。
    北上大
    キーマスター

    古久根さん、丁寧な解説ありがとうございます。

    出しゃばりすぎなんてことはありません。
    むしろ、難しい質問に対しては古久根さんに回答して欲しいという期待感さえ生じています。

    また、今回のように基礎に立ち返ると本当は難しいテーマを、分かりやすく解説するのは、誰にでも出来ることではありませんので、古久根さんへの期待がますます高まっています。

    お忙しい中恐縮ですが、時間の取れる範囲で結構ですので、今後も積極的な書き込みをお願いします。

    返信先: 温度場の表現について #6105
    北上大
    キーマスター

    さすがは古久根さんですね。
    ちょー難しいけど、これほど「場」の本質的な概念を分かりやすく表現した資料を見たことがありません。

    ぜひ、本文に掲載させてください。
    オネガイシマス m(_ _)m

    北上大
    キーマスター

    古久根さん

    とてもわかり易い説明をいただきありがとうございます。
    私なりに説明の図を付けて、解説記事を作成しました。
     ⇒ 台風の中心部はなぜ低気圧になるのか?

    もし曲解している部分があれば直ちに修正しますので、ご指摘ください。

    北上大
    キーマスター

    古久根さん、ありがとうございます。

    丁寧な説明でとても良く分かりました。

    ポイントは、基準点の置き方ですね。
    『台風中心付近で周りと高度も気圧も同じところから考えていきます.』
      ↑↑↑ これです。

    私は、地表面を基準に考えようとして、どうにもならない落とし穴にハマっていました。
    上層に基準点を設けて、そこから大気の重さを加算する考え方にすれば良かったのですね。

    大変良く理解できました。

    このフォーラムでは、図が自由に使えないので、図を活用した解説記事を改めて作成いたします。
    質問した方には、その解説記事をお伝えすることにします。

    北上大
    キーマスター

    電球さん、返信ありがとうございます。

    わざわざメールで送ってくださった添付のpdfは、問題なく見ることができました。
    層厚の概念は、とても分りやすかったですね。
    参考にさせていただきます。

    北上大
    キーマスター

    (ごめんなさい。操作ミスで、Yoshikenさんの投稿を削除してしまいました。管理者権限で再掲します)
    以下、Yoshikenさんの投稿です。

    >古久根さん

    懇切丁寧な解説ありがとうございました。
    中心は周辺より層厚が厚いが、台風上空に発散もなく収束もない等圧面が水平の箇所があり、
    それより下層は等圧面が下に「凸」になる形で層厚が厚くなっているということで
    よろしいでしょうか。
    私も管理人さんの投稿をみて「ウ~ン」となってしまいました。

    よく海面が暖かいと海面付近の気層が暖められ上昇流が起こると言われます。
    いわゆる小さい低気圧の発生ですが、気層があたたかいと周りよりも高圧に
    なり下降流が卓越するはずです。にもかかわらず上昇流が起こるのも古久根さんの
    解説された原理と同じでしょうか。

    つまり、上昇流(収束)が起こると上空のどこかで発散があるはずであり、
    その途中で等圧面が水平な箇所があるはずです。あとは台風と同様、
    上昇流域は気層の密度が小さいため層厚が下に凸となるということです。

    ※積乱雲は圏界面で強制的に上昇流が打ち止めになり水平に広がりますが
     これも発散の一種でしょうか。

    • この返信は7年、 3ヶ月前に北上大が編集しました。
    返信先: はじめての気象予報士試験 #5000
    北上大
    キーマスター

    Yoshikenさん、合格おめでとうございます。

    勉強開始から1年以内で、しかも1回目で合格とは素晴らしい実績です。
    勉強中に頂いた質問のレベルが高いので、そう遠くない時期に合格する方だとは思っていましたが、まさか初回合格とは予想を裏切られました。

    本当におめでとうございます。

    電球さん、まささん、MAPさんが書いておられますが、予報士会に入会されることをわたしもおすすめします。
    フォーラムで流れてくる雑談メールのレベルが高いです。

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